おいしい顔。ブルーラグーン

いらっしゃいませ。

クレイジー似顔絵トラベラータカヤンです。

ラオスに入り、首都ビエンチャン →北上しバンビエン へ。

ビエンチャンからバンビエンはバスで４時間くらい。

バスチケットはそこら辺にある旅行会社で予約して取りました。

ミニバンのバスで行くのですが、ラオスは舗装されていない道が多いため、道がガタガタ。そんな道をスピード飛ばして行くもんだから揺れがすごい（笑）

乗り物酔いする人は地獄だと思います。しかも車内はぎゅうぎゅう。

バンビエンは田舎町ですが観光客が多く、欧米人がバーでワイワイしているようなちょっと不思議な町です。

ちなみにバンビエン滞在中、日本人は一人も見かけませんでした。欧米人と韓国人の観光客が圧倒的に多い。

バンビエン 、４泊しましたが予想以上に楽しく、オススメです！

バンビエンでやることと言えば、

・自然のアクティビティ

・マリファナ

・食べ物が安くて美味しい！

以上について解説していこうと思います。

自然アクティビティ

バンビエンは自然が豊かで、自然を使った遊びがたくさんあります。洞窟探検、カヤック、チュービング、トレッキング、ブルーラグーン、などなど。

その中でも僕達は「洞窟探検」「チュービング」「ブルーラグーン」で遊んで来ました。

①ブルーラグーン

バンビエンの観光名所といえばここ！

多分、皆行くところだと思います。

エメラルドグリーンの池みたいなところがあってそこで泳いだり、飛び込んだりして遊びます。

汗をかいた後にここで泳ぐと気持ち良い！

②洞窟探検

何箇所か洞窟があるみたいですが、多分一番すごいのはここ！

ブルーラグーンのすぐ横に大きな洞窟があって自由に出入りできます。

最初はまだ明るくて写真を撮れたのですが。

少し進むと真っ暗。ライトがないと何も見えません。

整備は全くされていないので、ここで転んだら帰ってこれないな・・・。という場所もありました。

魔物が出て来そうな雰囲気でゲームや映画の世界にでも入ったような気分でしたが、他に人もあまりいなく恐かったです（笑）

途中、前に来た人たちが残していった手形がたくさんあってそれがまた恐い。（しかも赤い手形というのが・・・）

一人では行かない方が良いと思います。

ただ、絶景&日本では絶対できない体験なのでオススメです！

ちなみにブルーラグーン&洞窟はバンビエンの郊外にあるため、自転車かバイクをレンタルして行きましょう。安く借りられるところが町中にあります。

③チュービング

バンビエンでの遊びと言えばこれ！！

タイヤのチューブみたいなやつに乗ってビールを飲みながら川を下る遊び！

これがまた楽しいのです。

チューブに乗って川へ！！

ちょうど近くにいた子どもが川へ押し出してくれました。

ちなみに6月は雨季のため、川の流れがけっこう早い&川が汚い。

乾季は川の流れがほぼない&川は比較的きれいらしいです。

川岸にバーが何軒かあり、そこで缶ビールを買う。

飲みながら下るのがチュービングのスタイル。

欧米人はバーでずっと盛り上がっていました。

バーに寄りたいときは近くまで手で漕いで、近くにいる人に縄を投げてもらって上陸します（笑）

雨季で川の流れが早く、あまり自分でコントロールする余裕なく流されてました。途中、林みたいなのに突っ込んで蜘蛛が大量に入り込んで来たときはちょっと焦りました。。

流れが早いからちょっと危険ですが、アクティビティとしてはむしろ楽しかったです。

バンビエンに行く際には是非！！

マリファナ

最近は減って来たようですが、バンビエンにマリファナ等のドラッグを目的に行く人も多いそうです。

多分、ラオス自体がけっこう多い。

首都のヴィエンチャンでも歩いてたら「ハッパ、ハッパ」とよく声をかけられます。

バンビエンではドラッグ入りの食べ物や飲み物まであります。

↓↓ハッピーピザ。バンビエンではハッピーとつくものは大抵、ドラッグ入りものを指しています。

食べたらハッピーになれることから。

ドラッグが多いからといって治安が悪いわけではありません。

むしろバンビエンは田舎町だし、治安はかなり良い方だと思います。

バンビエンの食！

バンビエンには美味しい食べ物がたくさんあります！

中でもサンドイッチとシェイクが格別！

ラオスはフランスの植民地だったということもあり、フランスパンがよく食べられます。

サンドイッチはフランスパンの中に具材が挟まっています。

これが安くて美味しい！そして町中どこでも売ってます。

ラオスでサンドイッチがこんなにたくさん売ってるのはバンビエンが一番では？というくらい。

値段は10000キップから。（130円くらい）

パンを焼いてくれるとことそのままの店がありますが、焼いてくれるところが圧倒的に美味しい！！

また、フルーツシェイクもそこら中にあります。安い店だと100円以下?。

南国のフルーツシェイクは間違いないですね。

現在はベトナムの首都ハノイにいます。

次回のブログは、バンビエンのさらに北にあるラオス１の世界遺産観光都市ルアンパバーンへ！

潤が持ってきたオードブルをテーブルの上に運んで行くのを見送って、入れ替わりでカウンターの中に入る。

カトラリーを取って、棚から皿を取り出している櫻井くんに声をかけた。

「さっきの、美味しかったよ」

「え？」

「『ブルーラグーン』美味しかった」

「あぁ……うん」

なんだか少し、ぎこちない感じで櫻井くんが振り返る。

「また作ってくれる？」

「いくらでも……作ってやるよ」

口の端っこだけで笑った櫻井くんの言葉が嬉しくて、僕も笑う。

ブルーラグーンのカクテル言葉は『誠実な愛』。

櫻井くんに会うまでは、そんなものはないと思ってたんだ。

だけど、キミは何度でも僕にそれをくれるから……

「櫻井くんには……お酒が飲めるようになったら、僕がカクテルをつくってあげるね？」

「……え……」

僕も変わらなくちゃって、そう思えるんだ。

少し眉根を寄せた顔をして、動きを止めた櫻井くんの手からお皿を取った。

きっと、僕の変化にキミは気づいているんでしょう？

どっちに取るのか、はキミ次第……なんて、そうやって逃げ道を作っている僕は、やっぱり狡いのかな。

またカウンターに戻ってきた潤が、片方の眉毛を上げてにやりと笑う。

なんだろう。

身体の奥の方がほこほこあったかくて、くすぐったい。

「まーくん、なんかいい事あったの？」

「雅紀さん、なんか、変わったな」

ソファに並んで座るふたりが、僕を見上げて同時に口を開いた。

『食いながら喋るんじゃねぇ』って、カズが智の頭をぺちんと頭を叩いて、智が『いてぇ』って、カズを睨む。

「いいコンビだよね、ふたり」

「てか、ふたりとも手伝えよ」

潤がビールとソフトドリンクを両手に持って笑う後ろで、櫻井くんがコップを載せたトレーを持って口を尖らせる。

「しょーくん、このエビフライめっちゃ美味いよ」

「なんで俺と智がコンビなんだよ、潤くん」

またふたりが同時に話し出して、『そういうとこだろ』って、潤が笑いながらグラスにビールを並々と注いだ。

「なんだよ、不満なのかよ」

「うるさいよ、智は」

ほらほら、乾杯するよって、カズが智と櫻井くんにジンジャーエールの入ったグラスを押し付ける。

「じゃ、今年もお疲れ。来年も、よろしく」

カズがみんなの目を順番に見て、最後に僕を見てにっこりと笑った。

……来年も、その先も……こんな風にしていられたらいいなって、思える自分に驚いた。

だって、今までは……

うううん、違う。

今までも、ずっと……僕はひとりなんかじゃなかったんだ。

「大丈夫？」

「くふふ、うん。ちょっともう、酔っちゃったかも」

右側の席から、まぁるい大きな目が僕を覗き込む。

「空きっ腹に飲むからだろ。ほら、食えって」

「くふふ、いらなぁい」

まぁるくて、大きくて、きらきら光る瞳も、羊のしょーちゃんとそっくりだなって思ったら、笑いが止まらなくて……

そんな僕を見て、櫻井くんが『酔っ払いめ』って、困ったような顔で笑った。

潤が持ってきたオードブルをテーブルの上に運んで行くのを見送って、入れ替わりでカウンターの中に入る。

カトラリーを取って、棚から皿を取り出している櫻井くんに声をかけた。

「さっきの、美味しかったよ」

「え？」

「『ブルーラグーン』美味しかった」

「あぁ……うん」

なんだか少し、ぎこちない感じで櫻井くんが振り返る。

「また作ってくれる？」

「いくらでも……作ってやるよ」

口の端っこだけで笑った櫻井くんの言葉が嬉しくて、僕も笑う。

ブルーラグーンのカクテル言葉は『誠実な愛』。

櫻井くんに会うまでは、そんなものはないと思ってたんだ。

だけど、キミは何度でも僕にそれをくれるから……

「櫻井くんには……お酒が飲めるようになったら、僕がカクテルをつくってあげるね？」

「……え……」

僕も変わらなくちゃって、そう思えるんだ。

少し眉根を寄せた顔をして、動きを止めた櫻井くんの手からお皿を取った。

きっと、僕の変化にキミは気づいているんでしょう？

どっちに取るのか、はキミ次第……なんて、そうやって逃げ道を作っている僕は、やっぱり狡いのかな。

またカウンターに戻ってきた潤が、片方の眉毛を上げてにやりと笑う。

なんだろう。

身体の奥の方がほこほこあったかくて、くすぐったい。

「まーくん、なんかいい事あったの？」

「雅紀さん、なんか、変わったな」

ソファに並んで座るふたりが、僕を見上げて同時に口を開いた。

『食いながら喋るんじゃねぇ』って、カズが智の頭をぺちんと頭を叩いて、智が『いてぇ』って、カズを睨む。

「いいコンビだよね、ふたり」

「てか、ふたりとも手伝えよ」

潤がビールとソフトドリンクを両手に持って笑う後ろで、櫻井くんがコップを載せたトレーを持って口を尖らせる。

「しょーくん、このエビフライめっちゃ美味いよ」

「なんで俺と智がコンビなんだよ、潤くん」

またふたりが同時に話し出して、『そういうとこだろ』って、潤が笑いながらグラスにビールを並々と注いだ。

「なんだよ、不満なのかよ」

「うるさいよ、智は」

ほらほら、乾杯するよって、カズが智と櫻井くんにジンジャーエールの入ったグラスを押し付ける。

「じゃ、今年もお疲れ。来年も、よろしく」

カズがみんなの目を順番に見て、最後に僕を見てにっこりと笑った。

……来年も、その先も……こんな風にしていられたらいいなって、思える自分に驚いた。

だって、今までは……

うううん、違う。

今までも、ずっと……僕はひとりなんかじゃなかったんだ。

「大丈夫？」

「くふふ、うん。ちょっともう、酔っちゃったかも」

右側の席から、まぁるい大きな目が僕を覗き込む。

「空きっ腹に飲むからだろ。ほら、食えって」

「くふふ、いらなぁい」

まぁるくて、大きくて、きらきら光る瞳も、羊のしょーちゃんとそっくりだなって思ったら、笑いが止まらなくて……

そんな僕を見て、櫻井くんが『酔っ払いめ』って、困ったような顔で笑った。